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社長が経営していく上で気を付けるべき事①
経営していく上で危機管理の必要性は、
言うまでもありません。
営業上、経理上、労務上等々さまざまな面で
危機管理の必要性が出てきます。
社長にとって、目でみてはっきり分かる危機については
比較的対処がしやすいと思いますが、目で見て分からない
例えば、経験不足によるもの等知らなかった事や
考えていなかった事については、対処は難しいと思います。
危機管理について様々な角度から何回かに分けて述べさせて
いただきます。
社員にとって本当に良い会社とは⑤(最終回)
今回は、最終回ですので私の主観を思うままに
述べさせていただきます。
社員にとって本当に良い会社とは、社員が生きがいを
感じ、充実感を感じ、将来性を感じられる会社です。
何か、理想論を述べているようですが、そうでは
ありません。
社長が、社員の幸せを心より考えている会社です。
それは、背伸びをして待遇を良くしたり、給料をただ
高く払うことではありません。
社員の幸せのため、その企業の身の丈に合った
対応を心からする事です。
具体的には、もし社員が病気になってしまったら
もし失業してしまったら、もし退職したら等について
考える事です。
人生は、晴れの日ばかりではありません。
雨の日は、風の日は、雪の日は、嵐の日は、
と考えることによって、会社がすべき事が決まって
くるはずです。
社員にとって本当に良い会社づくりが、結果的には
会社の発展へとつながっていくと、私は考えています。
社員にとって本当に良い会社とは④
A社の社長へ
おそらく、人件費について過去の経験から基本給
という考え方しかなかったかもしれませんね。
給料は、残業すれば残業代、休日出勤すれば休日手当等と
決められています。この辺のところを本で調べたり、専門家に
尋ねてみてはいかがでしょうか。
必ずしも、今より余分に経費が支出されるわけではありません。
B社の社長へ
社員の定着率もよく安定した経営を行っていると思います。
さらに、言わせていただければ
①社員にビジョン等の目標を示す(長期経営計画)
②働き方の決まりごとを示す(就業規則)
③働いた結果を公平に評価する(賃金制度)
の3つを検討し、達成されればさらに社員がいきいきと
安心して働けるのは、間違いないと思います。
社員にとって本当に良い会社とは③
A社の社長の本音
B社のように何でも良くすることは分かっていても
会社の今の業績や将来のことを考えると、そんなに
社員にばかり経費はかけられないよ。だってうち位の規模の
会社(5人~10人)で社会保険に入っているところは少ないし
法律で加入義務があることは分かっているけど大丈夫
見つかっても、社会保険事務所は、税務署みたいにうるさくないよ。
だから、基本給を高くすれば、人は集まるから今のままでいいよ。
B社の社長の本音
会社を作ったときに、俺自身勤めていたとき、万が一病気になったら
とよく考えていたので、社会保険の加入は真っ先に考えたよ。
結果として、社員の親や奥さんにも「大きい会社ではないけど
安心できる会社ね」とも言われているみたいだよ。
ただ、経営者として経費のかけすぎという心配があったので、
専門家に相談して、十分な指導は受けているから
その点は安心しているよ。お陰で社員の定着率も良く
結果的に良かったようだよ。
社員にとって本当に良い会社とは②
A社
うちの会社は、中途入社でいい人材は来るけど、
半年や1年で辞めてしまう人が多いよ。できるだけ
給料(基本給)を高く払えるように努力しているけどね
なぜか、社員の定着率はよくないよ。
B社
うちの会社は、社員の定着率が良く、なにより
社員がいきいき働いているように感じるよ
また、社員に命令しなくても自主的にいろいろ
提案してくれるので、当然指示や注意をすることは
あっても、心の中では社員を信じているよ。
社員にとって本当に良い会社とは①
A社
基本給が同世代に比べ少々高め(うちの給料はいくらだよと胸を張って言える)
残業しても残業代は払われない
社会保険は入っていない
失業保険も入っていない
退職金制度もない
年次有給休暇は取れる雰囲気ではない
B社
基本給は人件費総額で考えるため、少々低め
残業をすれば残業代はきちっと出る
社会保険は入社時から加入
雇用保険も入社時から加入
退職金制度は、きっちりしていないが、勤続年数に応じ就業規則で
決められている
年次有給休暇は理由は問わずいつでも取れる雰囲気である
社員にとって、どちらの会社がより魅力的で、将来性を感じ
この会社でずっとやっていこうと心から思われると思いますか。
いち早く未来が見える年計表⑤(最終回)
経営(商売)は、理屈ではない部分が多分に
あります。
理論上、こうだから必ずしもその通りになるとも限り
ません。
だからといって、正しいデータを見ずに経営を長く継続
していくことは難しいと思います。
ですから正しいデータの必要性は、言うまでもありません。
現状把握をしっかり行い、将来に役立つデータ(年計表)
を作成して、ぜひ経営にお役立て下さい。
いち早く未来が見える年計表④
今日は、年計表の具体的な作成方法について説明
します。
①月々の売上を必要に応じて、3~5年分出します。
次にこの売上を年間分集計します。
②この集計した売上の年間の合計額をグラフ化
します。
③例えば、昨年10月~今年9月の1年間の売上合計を出します。
次に昨年11月~今年10月の集計を出します。このように1ケ月
ずつずらして集計します。その値をグラフ化します。
グラフは、横軸に年月、縦軸に売上金額とします。
このようにして作った年計表を使いこなします。
もちろん、ただグラフを作っただけでは、経営に生かせません。
工夫が必要です。
例えば売上、粗利、人件費等の年計表
売上を細分化して、得意先別、地域別等の年計表等を
その企業の実情に応じて作成します。
年計表で最も大切なポイントは、社長が、年計表から
何を読み取り、その読み取った事をどう経営に生かし
結果としてどうなったかを検証し続ける事です。
そこまでやらず、ただグラフを作ったのみでは、
なかなか効果は出ません。
しかし、年計表を追及することによって得られる効果は
計り知れないものがあるのは間違いありません。